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パンチェン・ラマ11世は3日終了した中国仏教協会第8回全国代表大会で中国仏教協会の副会長に選ばれた。 これは、パンチャンラマ11世が担当する初めての社会的職務となる。当日の閉幕式で、パンチェン・ラマ11世は中国仏教協会チベット仏教を代表し、中国語とチベット語で「愛国と法律遵守、愛教と戒律遵守を基礎とし、各流派間の仏教学の交流を拡大し、社会慈善事業に積極的に参加し、調和が取れた社会を構築するため仏教界の役割を果たさなければらない。私は皆様の信頼に決して背かず、祖国の統一、民族の団結、仏法の発揚と世界の平和のために自分のすべてを貢献する」と述べた。 「中国国際放送局 日本語部」 2010年2月3日
中国国防部、米軍幹部との相互訪問を停止 中国国防部の黄雪平報道官は30日、「予定されていた米軍幹部との相互訪問を停止する」と明らかにした。 黄報道官は「米政府は29日、台湾に対し総額64億ドルの武器輸出を決定し、議会に通告した。これは両国間の三つの共同コミュニケと去年11月に発表した共同声明の原則に背き、中国の安全保障を脅かし、核心的利益を損なうものである。中国は主権と領土保全にかかわっている台湾問題で絶対譲歩しない」との立場を強調した。 外交部副部長、米大使呼び 厳正な申し入れ 外交部の何亜非副部長は30日、ハンツマン中国駐在米大使を呼び、米政府による台湾への武器輸出決定について厳正な交渉…
中国外交部の馬朝旭報道官は28日、北京で行われた定例記者会見で、「EUが出来るだけ早く政治決断をし、直ちに無条件で対中武器輸出禁止を解禁し、中国・EU関係の健全な発展の障害を取り除くよう希望する」と述べた。 EUの加盟国のうちスペインやフランスなどはこのほど、対中武器輸出の解禁を支持すると表明している。馬朝旭報道官は「中国の立場は明確で一貫している。禁止令の実質は中国に対する政治的な差別である。世界のすう勢や中国・EUの全面的で戦略的なパートナー関係の発展に背くものだ」と強調した。 「中国国際放送局 日本語部」より2010年1月29日
中国政府はハイチ大地震の被災者を支援するため、1800万元相当の追加無償援助を決定した。被災地への医療防疫救護隊の派遣、医薬品・医療機器の提供などに充てる。これにより中国からハイチへの支援総額は、物資や救護援助4800万元相当、資金援助360万ドルとなった。商務部が24日、発表した。 「人民網日本語版」2010年1月25日
ハイチの大地震で犠牲になった中国の国連平和維持活動(PKO)に携わっていた朱暁平氏、郭宝山氏、王樹林氏、李暁明氏、趙化宇氏、李欽氏、鐘薦勤氏、和志虹氏の8人の遺体が19日午前、北京に到着した。 烈士たちの遺体は中国南方航空の特別機で北京時間19日10時頃、北京首都国際空港に到着。空港では中国共産党中央政治局常務委員で中国共産党中央政法委の周永康書記、国務委員で中国公安部の孟建柱部長が烈士たちを迎えた。 8人の遺族や数百人の公安部の警察官、武装警察たちも烈士を迎え、北京の八宝山革命共同墓地まで遺体を運んだ。8人の告別式は20日9時にこの場所で開催されることになっている。 ハイチでは北京時間13日…
グーグルは現在、中国でのビジネス運営の実現可能性を検討しており、中国市場から完全撤退する可能性もあるという考えを示した。グーグルは中国大陸部からひどいハッカー攻撃を受けたという噂もあり、この情報についてグーグル中国は沈黙を保っている。 これについて中国外交部の姜瑜報道官は14日に「中国のインターネットはオープンで、中国政府はインターネットの発展や、インターネットの健全な発展のために良好な環境作りを奨励している。中国の法律はいかなる形のハッカー攻撃も禁止しており、他の国と同様に法律に基づいてインターネットを管理し、関連の管理措置は世界で通用しているやり方と一致する。中国は世界のインターネット企業…
日本の漁船一隻が12日、長崎県五島列島付近の海域で行方不明となった。この漁船には10人の船員がおり、そのうち6人は中国人で、いずれも浙江省舟山市の出身だ。 長崎海上保安署によると、日本人船員4人と中国人船員6人が乗った長崎市山田水産株式会社所属の漁船「第2山田丸」は11日長崎港を離れ、12日午前4時30分ごろ、五島列島福江島の西およそ85キロの海域でほかの漁船との連絡が絶えた。これをうけ長崎海上保安署はヘリコプターやパトロール船を派遣し、海上捜査に取り組んでいる。 また、長崎駐在中国領事館は長崎海上保安署、それに山田水産株式会社と連絡し関連交渉を続けている。 「中国国際放送局 日本語部」より …
一部のメディアは、中国が海外で海軍基地を設置しようとしていると報道したが、これを受けて中国国防部は9日、「これは全く根拠のない報道だ」と否定した。 国防部は、アデン湾やソマリア海域で船舶保護活動に参加している中国海軍艦艇への物資補給について「海外で基地を設けて補給する国もあるが、中国はこれとは異なり、補給は、海上か、または定期的に寄港して行っている」と説明している。 「中国国際放送局 日本語部」より 2010年1月9日
中国外交部の何亜非副部長は北京で9日、「アメリカの台湾への兵器輸出は中国の国家安全や台湾海峡情勢の平和と安定を損なうことから、中国はこれに断固として反対する」と強調した。 何亜非副部長は、「ブッシュ政権が2008年10月に承認した台湾へのパトリオット・ミサイルの輸出計画を、ロッキード・マーティン社が実施することをアメリカ政府がこのほど認めたことに、中国政府は厳正な申し入れを行った」と述べた。 何亜非副部長は、また「オバマ政権が始まってから、双方の努力によって、両国関係は安定した発展を見せた。これは容易なことではなく、大切にすべきものだ。台湾問題は中米関係の中で最も重要、かつ敏感な核心問題である…
国務院はこのほど、傅瑩・駐英国大使を外交部副部長(外務次官)に任命した。1974年の王海容氏に続く、中国で2人目の女性外務次官の誕生だ。「中国新聞網」が伝えた。 傅氏は現在57歳でモンゴル族出身。北京外国語学院英語学部を卒業後、英ケント大学大学院修士課程で国際関係学を学んだ。中国初の少数民族出身の女性外交官として、駐フィリピン大使、駐オーストラリア大使などを歴任した。読書や芸術を趣味とするほか、ゴルフやテニスなどスポーツも楽しむ。夫のカク時遠氏は民族学者で、中国社会科学院民族学・人類学研究所の所長。 2008年3月にラサで暴行・破壊・略奪・殺害・放火の暴力事件が発生し、続いて一部の「チベット独…