作成日 : 2009-08-28 17:21|HIT : 6054
曲芸芸術

曲芸は中国説唱芸術の総称で包括している種類は非常に多く、全国各地の曲芸を皆合わせれば300種余りに達する。 このように種類が多様な曲芸は全体的に見れば相声、鼓曲、快板、評書の四種類で区分することができるし、その中でも特に鼓曲の種類が最も多い。

曲芸は中国でも古い芸術の一つで話によればかつて2千余年前に中国には"伶人"と呼ばれる説唱公演を主な仕事とした芸人があった。 しかし唐代以前の中国説唱芸術の状況に対する根拠資料は大変少ない。 考証できる最初の文物は四川成都付近の東漢時代古墳の中で出土した"伶人傭"であるが、その"伶人"はわきに鼓を挟まって手にうちわを揺さぶって片方の足を高く上げていて,このような動作表情で見ればあたかも太鼓を叩いて歌を歌っているように見える。 これは今日"説書"の姿と似ているから人々はそれを"説書傭"という。 まだ中国戯曲研究者らは唐代以前の中国説唱芸術の状況に対してたとえ多くの歴史的資料を持って説明できないが、この"説書傭"は漢代にすでに説唱芸術があったとのことを証明すると主張する。

唐代に達して説唱芸術は文字で記録され始めただけでなく説唱に使われた"脚本"もあったのでこれがまさに敦煌で出土した"変文"である。 "変文"は本来仏教を講唱するために使われた解説であり、その中には若干の民間語辞が挿入されているので後には徐々に発展して仏教とは関係がない説唱芸術になった。 宋代になって都市商業と手工業の発達に従って"勾欄" "瓦舎"を舞台にした市民文化が旺盛に起きて説唱芸術は速かに発展した。 一方では多くの曲芸芸人があふれ出て他の一方では説唱芸術の種類も増加した。説唱には話すのと歌うこと、話して歌うことなどがあるのにこれらは社会的な文化生活を非常に豊富にして、中国曲芸の基礎を固めた。 元明清時に中国の説唱芸術は宋代の基礎の上で持続的に発展して全国各地で流行したし、種類もますます豊富だった。

新中国成立以後に中国の各種の説唱芸術は"曲芸"と称された。 中国政府では伝統曲芸の収集、整理、革新事業を重視して全国各地に専門曲芸団を設立した。 既成芸人らには芸術的才能を十分に広げる場を提供し、新進芸人らには成長に良好な環境が提供されたので新しい曲芸作品が無限に出現することができた。 旧中国で曲芸は"小市民の文芸" "低俗な文芸"と見なされて"大雅之堂"に上がることができなかった。 1949年以後に曲芸はそれの特殊な芸術的興趣で大衆の歓迎を最も多く受けた芸術形式中の一つになった。今総合性の文芸公演には必ず曲芸プログラムがあって、そうでなければ人々はなぜか何となく寂しい感じを持つようになる。

曲芸はなぜこのように広大な中国民衆らの歓迎を受けることになったのだろうか? それは概して下のようないくつ著しい特徴を持っているためである。
最初に短いが力があって伸縮性があって便利である。 他の芸術形式に比べて,曲芸は
①必要とする俳優が少なく、一般的に一人か二人のみで公演できる。
 ②楽器、服装、場所が簡単で伴奏はおよそ二種類の楽器があれば出来るし、楽器が全く必要なく、服装と場所も特殊な条件がない。
③公演時間が一般的に十数分で短い。 評書は時間がたとえ長いがいくつかで短絡を分けて公演する方法を取るから各短絡の時間はやはり長くない。
まさにこのような理由のために曲芸は一般民衆の中で普及するのが非常にやさしかったのである。

二番目, 説唱中心なので躍動感あってユーモア的である。 曲芸はたとえ動作演技があるがそれは比較的に少ないながらも簡単で主に説唱を浮上させる作用をする。 曲芸の主要公演手段は主に台詞と歌あるいは台詞と歌の結合を通じて話を叙述して人物を描写してあらすじを展開する。 曲芸は内容の選択、あらすじの構成、人物の塑造、言語の運用および俳優の表情動作において躍動感を非常に重視してユーモア感と興味性が豊富で,群衆に対する強烈な吸収力を持っている。

三番目 通俗的なのでわかりやすくて誰も皆鑑賞することができる。 曲芸の言語は標準語を使ったのもあって当地の方言を使ったのもある。 どんなものを使っでも言語は皆高度な修飾と加工を経て、非常に大衆化生活化された。 台詞や歌を問わずわかりやすくて喜劇の言語が高度に詩化、演唱化になってわかりにくいこととは違う。 したがって曲芸の芸者は説唱公演を通じて直接的に観衆と交流して観衆の注意力を集中させやすかったし、一般の人々は年齢の多少や文化水準の上下に関係なしで普遍的に曲芸に対し多くの興味を持つことになった。

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