作成日 : 2010-01-06 12:39|HIT : 2633
経済成長が最も速い天津浜海ハイテク産業区

天津浜海ハイテク産業区の一角

天津浜海ハイテク産業区が設置されて以来、その主要な経済指標は十数年にわたって30%以上の成長率を保ち続け、中国でも経済成長の最も速い地方になっている。

2008年の金融危機で中国沿海地域の輸出指向のハイテク産業は大きな打撃を受けたが、天津浜海ハイテク産業区の主要経済指標は依然として30%の成長率を保った。

天津浜海ハイテク産業区の原名は、天津浜海ニューテク産業開発区で、1988年に市政府の認可を得て成立。1991年には国務院から最初の国家クラスハイテク産業開発区に承認され、2009年3月に国務院の批准を得て、天津浜海ハイテク産業開発区に名称を変更した。

天津浜海ハイテク産業区管理委員会の趙海山主任は「天津浜海ハイテク産業区の発展は現在、新たな段階に入っており、中国経済発展の第三成長の極地で、天津浜海新区の開発においてはイノベーションを牽引し、革新型国家戦略を貫き、中国のハイテクエリアの『世界一流を創る』を模索するなど、一連の重要な使命を担っている」と説明する。

未来をインキュベーション

カナダの飛行シミレーション機研究開発生産の宇宙技術会社で8年間働いていた谷増偉さんは、2003年に帰国して起業し、飛行訓練機械とシミュレーション機の生産に関する研究開発をしたいと思っていた。幸運なことに谷増偉さんの技術は天津浜海ハイテク産業区が計画する戦略的ハイテクプロジェクトの一つとなり、新区直属の企業から50万元の投資が得られ、登録資金100万元の会社、華翼藍天が誕生した。当時この技術は中国ではまだ空白状態で、2005年に中国の航空機ARJ21が入札を募集した時、谷増偉さんの会社は技術と価格の優位さで国内外の業者を押しのけた。

天津浜海ハイテク産業区には、国際創業センター、海泰科技園、華苑ソフトウエアエリア、南開大学科技園、髑ォ茂科技園、華科科技園の6つの国家クラスのインキュベーションがあり、独立した知的財産権を持つ一連の中小企業がこの中で成長し、しだいに天津浜海ハイテク産業区の高い成長を支える中堅になってきている。

自主改革は天津浜海ハイテク産業区の魂

この新区の最大の競争力は、絶えず完備し続けるイノベーション環境、豊富なイノベーション資源、活力の満ちたイノベーション理念にある。趙海山主任は「私たちの主導産業と優勢企業が自主イノベーションに根を下ろし、世界科学技術の新しい潮流に適応してこそ、私たちの発展は内生型の発展を実現し、牽引の役割を果たすことが出来る」と急速な発展の原因を説明する。

天津賽象科技株式会社を例に挙げると、この企業は主にオプト・メカトロニクス高級ラジアルタイヤ製造設備の開発と、工業用ソフトウエアを開発し、2008年の生産販売量は全国トップ、世界第4位だった。2008年までに合わせて84の特許を申請しており、6つの発明特許と26の実用型特許を取得している。

2005年に国家知的財産権テストエリアに認可された天津浜海ハイテク産業区は、研究開発、インキュベーション、産業化発展を主とした独立した知的財産権を持つ創造と転化のシステムを構築し、自主イノベーションの拠点を形成している。

2008年末までに天津浜海ハイテク産業区で知的財産権の戦略的テストを実施した企業は100社に達し、企業の特許申請数は1万2000件を上回っている。2008年の特許申請は全国のハイテク産業区で第3位だ。

2013年から2015年には、区内のハイテク産業企業の営業収入がハイテク産業区の総収入に占める割合を60%以上にし、各種の上場企業が50社を超え、従業員1万人当たりの理科系大学の卒業生が2500人以上になり、全面的にイノベーション型科学技術パークの各指標を実現することを目指している。

「チャイナネット」2010年1月5日

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